アニメや声劇、バーチャル系で人気のラジオ配信アプリの1つがピカピカです。
注目を集めるピカピカのラジオ配信について情報をまとめてみました。
ピカピカの運営会社情報
最初にピカピカを運営する会社の情報から確認します。
- 運営会社 夢の光株式会社
- 住所 東京都渋谷区道玄坂1-19-12並木ビル2階
- URL https://pikapika.live/
運営母体について
ピカピカは2016年に中国で音声ライブ配信アプリのサービスを提供した会社が、2018年になって日本へ進出したことで始めたサービスです。
会社そのものは日本国内にありますが、中国系の会社になります。
ラジオ配信アプリの1つになるのですが、これまのノウハウを生かした作りとなっているのが特徴です。
サービス基本情報
ピカピカは声に特化したラジオ配信アプリです。
ただライブ配信にこだわっていて、録音配信はほぼ自己紹介程度にしか使えません。
顔出しをしなくても成立するのですが、日本人ユーザーはあまり多くないです。
さらにアニメや声劇、音楽関係に特化しているのが特徴でしょう。
他のアプリと方向性の違いが明確なのですが、リスナーの層が偏っているとも言えるのです。
またバーチャルモデルが使えて、自分の声があてられるなどの特徴を持っています。
現在配信されている内容としては、歌ってみたや弾いてみた、ゲーム配信などが多数はを占めている形です。
他のアプリが雑談やライフハック系のものが多いのに対して、かなりニッチな内容になっていると言えます。
ではピカピカの使い方を見ていきましょう。
- アプリをインストールして起動する
- 初回起動時にアカウント登録をする(他SNSとの連携によるログインあり)
- プロフィールを設定する
- 画面下部中央にある赤丸のアイコンをタップでライブ配信ができる
以上です。
かなり手軽に配信ができますが、録音してからの配信はありません。
音声投稿というものもありますが、5秒から60秒という制限があるため、基本的には自己紹介のようなものです。
ピックアップする部分
次にピカピカで特筆すべき部分を確認しておきます。
- 手軽に始めることができる
- 音質がいい
- 声優に興味がある人には自分の力を試せる
- リスナーの人数が少ない
- ライブ配信しかできない
ピカピカはスマートフォンやタブレットなどのデバイスがあれば、アプリをインストールして直ぐに配信ができます。
また音声のみの配信サイトだけに、音質が良いと評判です。
ただし収録しての配信はありません。
ライブ配信に特化しているので、この点が合わない人もいるでしょう。
また声優に興味がある人であれば、声劇などでピカピカを利用する人も多いようです。
他にはユーザー数が少ないという難点があります。
もともと中国で流行ったアプリの日本版なのですが、日本人ユーザーの数が少ないのです。
トップレベルの配信者でもリスナーが数十人というケースが目立ちます。
他のサイトであれば1万人を超えるようなリスナーが集まることもあるので、かなり人数的には不利だと言えるでしょう。
基本的にはアニメや音楽などのジャンルに特化していることもあって、どうしてもそれらに興味のない人からすると、敷居が高く感じられるようです。
逆に言えばコアなファン層が集まっているのかもしれません。
リスナー層
ピカピカのメインコンテンツが音楽やアニメ系なこともあって、リスナー層としては20代~40代が中心になっています。
ただし他のラジオ配信サービスと比較すると、リスナーの総数がかなり少ないと言ってもいいでしょう。
トップランクの配信でもリスナー数が10人前後となっています。
サービスそのものは2018年からなので、2年経過してこの人数だと伸び代があるというよりは不安です。
参加条件
ピカピカは誰でもラジオ配信ができます。
ただしライブ配信のみで、録音しての配信がありません。
またピカピカには契約配信者という制度もあります。
これはピカピカの運営側からスカウトされる、もしくは自分から応募する形です。
他にもライバーといって、ピカピカ上で声優活動ができるものもあります。
ピカピカの収益化は可能か?条件について
ピカピカは収益化にも対応しています。
- リスナーからの投げ銭
- 有料ルーム
- 質問回答
- 有料コール
これらで獲得できるダイアモンドを換金できます。
ポイント
有料アイテムですが小豆となっていて、120円で420小豆のレートです。
1小豆が1ダイアモンドの換算になります。
例えば420小豆のギフトをもらったとしましょう。
このうち20%が現金化の対象なので、現金化できるのは84円です。
この84円のうち運営が7割を徴収するので、残り3割が配信者に還元されます。
つまり現金となるのは約25円です。
計算すると、ダイアモンドの6%が現金としてもらえる仕組みになっています。
換金率で見ると約2割程度なのですが、この数字は他の配信サイトと比べると低い数字です。
ピカピカの総評
ピカピカについての情報をまとめてみました。
ピカピカは元は中国で流行ったラジオ配信アプリで、それを日本用にカスタマイズしたものです。
収益化も楽にできますし、配信そのものも手軽に利用できます。
ですが知名度の低さであったり、アプリ自体がアニメや音楽に特化しているため、利用者に大きな偏りがあると考えて良いでしょう。
他のアプリとの差別化には成功しているのですが、全体的に見るとユーザー数が少ないのがネックになるかもしれません。