アフィリエイト・広告

アフィリエイト広告の選び方

【プログラム選定】アフィリエイト広告の選び方


アフィリエイトの効率よく収益をあげるために、ジャンルとプログラムを先に決める必要があります。

サイト設計と売り上げ計画の順番はその人にあった方法で良いと思います。

  • ジャンル選定→プログラム選定→キーワード選定
  • キーワードを見つける→プログラム選定
  • プログラム選定→キーワード選定

進める順番はさまざまですが、一般的にはサイト作成前に掲載するアフィリエイトプログラムを決めておきます。
ここでは広告プログラムの選び方や選定方法についてご紹介します。

もしジャンルとプログラム選定が決定している方はキーワード選定に進みます。
→検索キーワード選定に進む

広告プログラムの種類

現在のブログやアフィリエイトで広告は大まかに以下の種類に分かれます。

クリック報酬型

サイトに訪問したユーザーが、表示される広告をクリックした時点で収入が入るもの。
代表的なのはグーグルアドセンスですね。
テキスト広告・バナー広告の種類があります。

またざっと調べたらクリック型報酬サービスはけっこうあります。

  • グーグルアドセンス
  • 忍者Admax
  • nend(ネンド)
  • i-mobile(アイモバイル)
  • Fluct(フラクト)
  • ADroute(アドルート)
  • AMoAd(アモアド)
  • Geniee(ジーニー)
  • ADPRESSO(アドプレッソ)
  • MicroAd(マイクロアド)
  • Yahoo!ディスプレイアドネットワーク
  • Trend Match(トレンドマッチ)

成果報酬型

こちらは訪問したユーザーがサイト内の広告をクリックして、広告主ページに移動し
商品購入や申し込みなどアクションを起こした際に、設定されている金額が支払われるもの。

サイトアフィリエイトでは圧倒的に成果報酬型が主流です。

広告主側も余分な広告費を支払わなくてよい。
アフィリエイターも成果報酬だから紹介を頑張ります。

純広告

現在は成果報酬型が主流ですが、サイトに広告を掲載する事で報酬が発生するもの。
クローズド案件として、「1か月掲載してくれたらOO円お支払いいたします」というスタイル

  • 商品のランキング掲載ページなどの順位を指定して来る場合
  • サイドバーやトップページなどの場所を指定する場合
  • キャンペーンで掲載したらOO円差し上げますという場合

直接広告主から依頼があるもの、ASPを経由して依頼がある時もあります。
掲載期間や位置によって金額は変わります。

アフィリエイト広告の分類

ここからは主流の成果報酬型のプログラム選びについてまとめました。
分類には私の主観が入りますが、以下の通りに覚えておくと良いでしょう。

物販系

スタンダードな商品の購入代金の何パーセントがアフィリエイト報酬という形。
物販系は本商品販売と初回キャンペーン系に分類されます。

本商品販売

本商品の購入の何パーセントが報酬になるものでスタンダードです。
一般的な物販の案件ではクリックしたユーザーが商品を購入するとOO%のアフィリエイ報酬をもらえる仕組みです。
報酬金額の割合は交渉次第で変えることができます。
単価交渉しながらアフィリエイターは頑張っています。

初回キャンペーン系

広告主の方で売上をあげるよりも新規顧客獲得のためのプログラム。
安い金額で初回の購入・申し込みするための広告プログラムです。
ユーザーさんは無料ではなく、少しの料金は支払うのですが言葉の通りお試しを誘導するプログラムです。

主にこのようなプログラム案件です。

  • 化粧品やスキンケア・育毛系などのお試しセット
  • サンプル商品購入
  • 店舗・サロン系の初回お試し体験

無料オファー・申し込み系

資料請求やアドレス(リスト)登録、一括見積のプログラムです。
初回キャンペーン・お試しセット系と同じくユーザーはお金を支払わないので成果の出やすいです。

意外とジャンル問わず多いです。

  • 不動産査定
  • 引っ越し見積り
  • 各種セミナー申し込み
  • 中古車査定
  • 資料請求
  • 無料会員登録

悩み系

アフィリエイトでは「悩み系」と一括りにする事があります。
悩み系のプログラムはインターネットと相性が良く初心者さんでも取り組みやすいです。

悩み系は気軽に人に相談できなく、答えをインターネットに求め情報検索する事が多い。
解決策があった時にも人に相談せずのネット購入・申し込みします。
検索キーワードにあったプログラムを紹介する事で成約率も高いのが特徴です。

身体的・社会的・精神的な悩みがあります。
サイト作成は悩みを解決する・情報提供するコンテンツを作成。
そこに広告を掲載します。

情報・稼ぐ系

商品が情報・ノウハウの場合です。
代表的なのは集客・売上アップ・テクニックやノウハウなど。
ビジネスから趣味まで幅広いです。
有料会員やセミナーへの案内や情報そのものの販売や提供する感じです。

アフィリエイトや投資もそうですし、化粧の方法やダイエット方法。
また勉強法や掃除の仕方などなど意外と幅広くジャンルも多岐にわたります。

季節もの系

その季節だけ爆発的にアクセスが伸びるものです。
実社会と連動してその時期は総アクセス数も急増します。
その時期に合わせてSEO対策または有料広告にて集客します。

主に下記の内容と時期ですね。

  • クリスマスプレゼント(11,12月)
  • おせち(12月)
  • かに通販(11,12月)
  • 年賀状(11,12月)
  • 引越し(3,4月)
  • ネット回線(3,4月)
  • リゾートバイト(7,8月)
  • 自動車免許合宿(7,8月)

まだまだたくさんあります。
対象となる時期にアクセスが集まるように逆算してコンテンツを作成します。

プログラム選定の基本的な考え方

ではサイトアフィリエイトのプログラム選定について深く掘り下げていきます。

報酬単価の考え方

「報酬単価×件数×承認率」という計算で考えましょう。

アフィリエイトには「承認率=キャンセル率」が絡んできます。
これは必ず意識しましょう。

申し込みや購入の中からお客さんがキャンセルするんですね。
インフォトップなどの情報系ではありませんが、一般のアフィリエイトではよくあります。

ジャンルやプログラムによって承認率は結構違います。
もし調べる事ができたら調べてみましょう。
調べられない人はASPに問い合わせると大抵教えてくれます。

高額な案件は承認率があまり高くないイメージです。
またジャンルでも変わります。
承認率は絶対に念頭に置いて計算していきましょう。

広告プログラムの選定項目

そして実際の広告プログラムの選択の時の基準です。
ここからは良い広告を見極める時の項目についてまとめました。

成果がどこで発生する?

無料オファー・申し込み系に多いのですが、成約する着地点で変わります。
よくあるのが以下のパターンです。

  • 予約受付完了時
  • 受付完了→電話確認時
  • 受付完了→電話確認→来店・来場されたら

予約完了よりも来店までの方がハードルは高いですよね。
(特別単価・クローズドで個別に変更してくれる場合もあるんですが)

アフィリエイトの初心者の時期は見落としがちなのです。
しかし報酬が発生しだすと重要になってきます。
これはASPプログラム説明に掲載されています。確認しましょう。

販売ページ(ランディングページ)の様子

販売ページの見た目・出来はかなり重要です。
アフィリエイターが頑張っても商品が悪かったらアフィリ報酬は上がりません。
また商品そのものが良くても、販売ページが良くなったら同じことです。

大きく分類して以下に注目しましょう。

デザインや見た目

ある程度綺麗なデザインの方がやはり購入しやすいでしょう。
特に美容・健康など一般的なプログラムは顕著です。

やはりユーザーはお金を出す時に怪しいサイトからは申し込みません。
見た目も綺麗でしっかりした販売ページから申し込みしたりします。
※ビジネス系や投資系など情報が大事に広告プログラムやジャンルは違う場合があります。

申し込み・購入完了までのプロセス

申し込みの方法・フォーム・申し込みボタンが簡潔で解りやすいか?

ネットで新規購入・申し込みを行った経験がある人なら理解できると思いますが
「よし購入しよう!」「申し込みしよう!」と思っても
注文完了するまでに面倒な手続きが多かったり、解りにくい部分が多いと
「面倒だからやっぱやめた」という事も少なくありません。

こういうプログラムの場合、やはりアフィリエイト報酬も少なくなります。

電話番号が目立つような掲載の場合は要注意

これはアフィリエイター特有の項目です。
広告主とユーザーさんは良い事です。

アフィリエイターがせっかく広告主を紹介しても
ユーザーさんがフォームからではなく電話で申し込みをしてしまったら
アフィリエイト報酬はカウントされません。

これは広告主の配慮があるか否か?です。

アフィリエイターに優しい広告主の場合は、アフィリエイト用のランディングページを作成し電話番号を載せません。
しかしたまにデカデカと電話番号を掲載している広告主さんを見かけますが、その場合は要注意です。

一度、ASPに確認しましょう。
まれにですがクローズドで電話掲載なしのLPがあったりします。
(私は過去にありました)

個人的にせっかく紹介しても結構申し込みが電話に流れるんじゃないかと思っています。

きちんと「売れる」ホームページか?

現在はきちんとしたランディングページが多くはなってきました。

販売ページ(ランディングページ)がきちんとユーザーに成約してもらう作りになっているか?
単に商品を紹介しているだけではなく、成約率が高まるような仕組みになっているか?

もし自分で見た時に「?」と思ったら要注意です。

会社の知名度

これも選別の基本になります。
やはり知名度のある会社・商品の方が親しみやすく同時に成約もしやすいです。
メディアの露出度が多かったり一般の方が知っている有名会社だったりですね。

実際に有名だと会社の説明が不要になり紹介しやすいんです。

その会社がアフィリエイト広告に力を入れているか?

ASPに登録している会社の中でもアフィリエイト集客に力を入れている会社か否か?

アフィリエイターが動きやすいような環境を整えてくれています。

  • アフィリエイト広告コードは自由設定か?
  • バナーの種類が豊富にあるか?
  • アフィリエイター向けのキャンペーンや特別単価交渉はあるか?
  • スマホ対応の販売ページか?
  • リスティング広告・SNS関係は有効か?

EPCや再訪問期間

あとはEPCや再訪問期間などを観察して決めましょう。
EPC=発生報酬額・クリック数をもとに過去30日分の平均値をだしたものです。
この平均値が高いと良い広告の基準の一つとなります。

EPC=過去30日間内の発生報酬額合計÷同一期間内の発生クリック数合計

クッキー有効期間=再訪問期間で一度クリックした人のクッキーに有効期間です。

例えば再訪問期間が30日に設定の場合。
アフィリリンクをクリックしたが当日買わなくて、2週間後にサイト再訪問して購入した場合。
この場合は30日以内なのでアフィリエイト報酬がもらえます。
※この間に他のアフィリエイトサイトのリンクをクリックしたら無効。

広告の見極めポイント

ではさらに広告プログラムについての見極め方です。

ASPによる報酬金額の比較

現在は同じプログラムでも複数のASPに登録している事が多いです。
一昔前は「独占案件」とかありましたが、最近は見かけなくなりました。
ASPによっては報酬金額が違う場合があります。
比較してみましょう。

良くない広告プログラムは基本難しい

プログラム選びの基本として「稼げる広告を見つける」です。
稼げない広告を一生懸命紹介しても、アフィリエイト報酬金額は上がっていきません。
切り口を変えて工夫しても、正直難しいです。
その労力があれば、稼げる広告を見つける方が簡単です。
ですので努力する方向性を間違えないようにしましょう。

購入・申込金額の相場は関係ない

これは消費者心理なのですが
値段は関係なく、ユーザーにとって有益な商品か?有益ではない商品か?

ここにつきます。
ユーザーは類似商品を比較するときに
値段よりも性能や有益か?で判断する人が多いです
ですのでアフィリエイターも純粋にきちんと有益な販売ページか?商品か?で選びましょう。

売上をより伸ばすために

最後に売上金額(アフィリエイト報酬)を伸ばすために覚えておきたい事をお伝えします。

金額から逆算

出来れば自分が稼ぎたい付きの金額から逆算して決めましょう。

このプログラムでは30万円稼ぎたい。思ったとき

「報酬単価×承認率×件数」
この法則で考えた際に
報酬単価が5000円、承認率7割の場合
300,000円÷5000円=60件。

一見は60件ですが、承認率が7割の場合
60件中=成約42件、キャンセル18件になり
実際に手元に入るお金としては足りません。

ですので、もう少し成約数を増やし
90件中=成約63件、キャンセル27件という計算になります。
こうなると成約ベースで60件を突破=30万円になります。

ですので月に90件の成約数を目標にします。

※サイト作成時・キーワード選定ではさらにそこから必要アクセス数を計算していきます。

特別単価をもらえるように行動

成約数を増やす事と同じくらいにASPより特別単価をもらえるように努力します。

普段からコミュニケーションをとっていきながら、
件数が増えてきたら交渉しましょう。

1件の単価が上がっていくと、単純に目標金額に達成しやすくなりますよね。
意外と特別単価をおろそかにしがちですが、交渉努力をしていく事も稼げる要因の一つです。
突き詰めればアフィリエイターの最終的なお仕事は単価交渉かも。

広告を変えると売上が倍になることも

プログラム選定は大事です。
類似商品でも紹介するプログラム広告を変更しただけで成約数が増えます。
報酬が倍になったという事も実際にあります。

同じ作業量でも報酬が高い方がよいですよね。
ですのでしっかり吟味して決めましょう。

という感じです。

広告プログラム選定は以上の項目を把握しながら決めていきましょう。
参入するジャンルと平行して選定・決定してもOK。
なんとなくではなく考えて決めましょう!

プログラム選定が終わったら次はキーワード選定です

  • この記事を書いた人

宮武大輔

ウォーカーネット運営責任者。株式会社フルスペック代表取締役。2012年WEB集客・広告業で起業。複数メディアサイト運営&ウェブマーケティング&ネット集客の受注・コンサルティングを行う。愛犬家。さらに詳しいプロフィール→宮武の詳細プロフィール

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