SEO対策-検索エンジン最適化

ドメインパワーを強くするためには?

ドメインパワーを強くするための対策まとめ
ドメインパワーとは運営するドメインの発信力・影響力などを意味し、ドメインオーソリティとも呼ばれ検索エンジンからの信頼度を表すものです。

基本的にドメインパワーはサイト運営のSEOに関係する指標です。

サイト運営していく中で、ドメインパワーが上がっていくと比例してアクセス数も増えていきます。
やはりドメインパワーが強いと、サイト運営がいろいろ有利になる事を知りましょう。

ドメインパワーが上がる事によるメリット

  • 新規記事のインデックスが早い
  • 全体的に上位表示しやすい
  • ロングテールワードの検索が拾いやすい
  • 比例してアクセスが増えていく

そしてドメインパワーには以下の内容が関係しています。

ドメインパワーの決定要素

  • ドメイン取得日
  • サイト運営歴
  • 継続的なコンテンツ更新
  • 良質な被リンク
  • アクセス数
  • SEO対策されたサイト環境

特にサイトやブログを運営して間もない方は、ページを更新していってもドメインパワーが上がっていかない事に対して不安を抱えています。

みや
ここではドメインパワーとSEOとの関係、そしてドメインパワーを上げるためには何をすべきかを理解しましょう。

ではドメインパワーを上げる5つの対策と3つの注意点についてご紹介していきます。

ドメインパワーSEOとの関係

まずはドメインパワーとSEOの関係を知りましょう。
ドメインパワーが強いと、基本的にサイト(ドメイン)信頼性が高いと認識されます。
主にインデックスの速さやアクセスアップに大きく影響してきます。

新規記事が上位表示しやすい

みや
同じようなページを同時期に作成した場合、ドメインパワーの高いサイトの方が上位表示する可能性が高いです。

※もちろんターゲットキーワードとコンテンツ内容、構成や文字数、装飾などページ単位のSEO対策がされているかで基準は変わります。
しかし同じ条件のページが公開されたときに、ドメインパワーの強い記事の方が上位表示されるイメージです。

インデックスが早い

基本的にドメインパワーの高いサイトは、ある程度のページ数、アクセス数の多さから、検索エンジン内の流動性も高く検索クローラーの訪問も頻繁に訪れています。
その為、新規記事のインデックスも早い事が多いです。

話題・ニュース系の記事は特に有利

インデックスが早いのは何かと有利で、特に最新記事や話題の情報などのページは、インデックスが早ければそれだけ上位表示しやすくなります。

頻繁にクローラーが回るようなドメインという事ですね。

ロングテールワードでの検索も拾いやすい

ドメインパワーの高いサイトは同じく継続的なSEO対策により、3語・4語のような複合ロングテールキーワードの順位が上がりやすい傾向にあります。

ドメインの信頼度が高くなっているため、各ページの信頼度も上がり、タイトルタグやメインのターゲットキーワード以外のニッチワードでのヒットが多くなる傾向にあります。

みや
最初にアクセスが全然なくても地道に運営していて「ある日突然、アクセス数が急増する時期」がありますが、それがドメインパワーが上がった瞬間です。

SEO対策に関しては、ドメインパワーを上げる事=上位表示・アクセスアップと考えて良いでしょう。

ドメインパワーの調べ方

ドメインパワーを上げることが大事ですが、まずは現在の自分のドメインパワーを調べる所から始めます。

「MOZ」というツールで測定する事ができます。

MOZ公式サイト

新規アカウントを作る必要があり、アカウント登録してから下記ページよりURLを入力します。

MOZ ドメインチェックページ
⇒https://analytics.moz.com/pro/link-explorer/home
MOZ入力画面


URLを入れてクリックするだけで、ドメインパワーが表示されます。

MOZ検索結果


この数値がドメインパワーとして一般的に認識されています。

DOMAIN AUTHORITYの部分がドメインのパワー。
Linking Domainsはドメインにリンクされているサイト数。
(同じドメインからは数はいくつリンクされていても1つのカウント)

範囲は0~100までの中からの計測数値が表示されます。

ドメインパワーを上げる5つの対策

ではドメインパワーの数値を上げていくための5つの対策を考えていきます。
基本的なSEO対策もたくさんあります。
ブラックSEOはここでは掲載しなく、正当なSEO対策も含めてご紹介していきます。

1,定期的にコンテンツを追加

みや
一般的にコンテンツを継続して追加していく事はサイト全体の検索エンジン評価も高まります。

一つのドメインの中で、定期的な情報提供はユーザーへ対して良い評価が与えることが多いです。

例えば3ページのサイトと100ページのサイトを比較すると、100ページのサイトの方が豊富な情報がたくさん含まれていると認識されるからです。

長年、継続的にコンテンツを追加している、その継続に比例してドメインは評価が高いです。
ドメインパワーは更新頻度も大事ですし、ページ数も大事です。

2,ページごとの質を高める

先ほどのコンテンツ量と更新頻度に加え、コンテンツの質が伴っている事も条件です。
やはりSEO対策されたページを多く含んでいることが大事です。

100ページあったとしても、アクセスが0のページが7割(70ページ)だった場合は、ドメインの評価が良くなくパワーは強くなっていきません。

ページの質には検索アルゴリズムから見た良質なページ構成・情報コンテンツが関係しています。

みや
オーガニック検索されるページを増やすことはもちろん、各ページの内的SEO対策やサイト内誘導を行って、全てのページにアクセスしてもらえる対策を行っていきます。

良いページが多いドメインは、同じくドメインパワーも上がりやすいです。

3,被リンクをもらう

「いかに良質なリンクを獲得できるか?」の外部SEO対策が大事ですが、ドメインパワーも一緒です。

被リンクの多いサイトはドメインパワーも強いです。

パワーの強いドメインからリンクがおすすめ

できればドメインパワーの強いサイトからの被リンクが良いです。

良いリンクをもらう対策は、やはり継続的に良いコンテンツを提供していく事になります。

その他にこれはSEO対策の一つですが、自分でリンク構造を構築するという対策もあります。
被リンクが多くなってくると、ドメインの評価も上がりドメインパワーも比例して強くなっていきます。

4,サイトにアクセスを集める対策

お勧めなのが、集客を目的としたアクセスの集まりやすいテーマを意識していく事です。
直接、売上につながらなくても、一般の方が興味を持ちそうなテーマで記事を書いていく事。

単純な興味が持てるページの更新

人が興味を持ちそうなテーマ・話題の情報などをいち早くコンテンツにしていく事でアクセス数が伸びやすくなります。

 
またSNSからアクセスを集めることもオススメです。
検索エンジン以外からもアクセスを集める事によって、サイトのページビューを増やしていきます。
いろいろな方法でしっかりとアクセス数を増やしていく事です。

5,サブディレクトリで何かを提供していく

メインのコンテンツとは別に、サブディレクトリ部分でユーザーに本当に役に立つコンテンツを提供する対策です。

メインテーマ(ルートドメイン)に関連したものを推奨しますが、サブディレクトリでアクセスを集める事によってルートドメインのドメインパワーも上がります。
できればユーザーとWIN-WINになれる関係のコンテンツが良いです。

  • ユーザーコミュニティ運営
  • Q&Aサイト運営
  • デジタルコンテンツの無料配信
  • 何かの統計情報の提供
  • おすすめリンク集やまとめ記事(本当に役立つレベル)

サイト運営は基本的に情報提供していくものですが、何か別のサービスを提供するようなイメージです。

ドメインパワーに関する知っておく3つの注意点

ドメインパワーの数値が増えていけば、すべて解決という訳でもありません。
特に運営歴の浅い方は、3つの注意点を把握する事をお勧めします。

1,開設・更新から3か月以内は計測に値しない

サイトやブログを開設して記事を更新していくけどなかなか結果に表れない。
ドメインパワーが強くなっていかないと悩んでいる方もいらっしゃいます。

最初の3カ月間は毎日更新していてもひたすら我慢

しかしグーグルの検索アルゴリズムは、本格的に運営を始めてからの最初の3か月ほどは作ったページが正当に評価されません。

俗にエイジングフィルターと呼ばれるものです。

この期間、地道にコンテンツを継続的に更新していく事によって、エイジングフィルターが解除された時期に、初めて正当にドメインパワーも評価されます。
(※エイジングフィルター期間は、運営元の知名度、検索エンジン以外のアクセス流入数、サイトの更新頻度、記事コンテンツの充実度などによって個人差がある場合があります。)

ですので最初の約3か月間は、結果が出なくて当たり前と割り切ってサイトを運営しましょう。

2,売り上げや検索順位に直接は関係が薄い時も

もちろんドメインパワーが上がっていけばさまざまなキーワードで上位表示してアクセスが集まります。

ドメインパワー=売上ではない

しかし運営している企業や店舗、またアフィリエイト広告運営などの収益が比例して上がっていく訳ではありません。

サイト運営を利用した売上、集客アップにはさまざまな要素が関わってきます。

  • ターゲットキーワードの上位表示
  • ランディングページ最適化
  • アフィリエイト広告の紹介方法
  • 問い合わせフォーム最適化
  • CTA対策
  • コンバージョン最適化
  • サイト内導線の構築

関連ページも参照ください。

「ドメインパワーを高めていく=アクセスが増える」ですが申し込みや売上が伸びていくには別の対策が必要です。

3,ドメインパワーが全てではない

定期的にドメインパワーをMOZでチェックはしていくのですが、数字を上げる事が究極目的ではありません。

みや
大事なのはアクセスしてきたユーザーさんの行動です。
  • お気に入り・ブックマークしてもらえるか?
  • ファンを獲得できるか?
  • SNSでオススメされるサイト(ブログ)になれるか?
  • 運営者情報の知名度・認知度を上げていけるか?
  • 有益な情報を継続的に配信できるか?
  • メルマガやLINE@などの登録をしてもらえるか?
  • お申込みや問い合わせ、売上が増えていくか?

数字も大事ですが、それよりもサイトやブログに訪問したユーザーさんに何か与えられたか?でしょう。

まとめ ドメインパワーを上げるために複合的な対策を行っていく

ドメインパワーは大事です。
やはりパワーは数字に解りやすく表れるので、定期的に見ていく事も良いでしょう。
数字が大きくなっていくと、モチベーションアップにもつながっていきます。
 

そして地道な更新

グーグルアルゴリズムに評価されるページ更新・SEO対策は、比例してドメインパワーも上がっていきます。

それには継続的にコツコツと積み上げていきながら、被リンクやSNS対策などを行っていきます。

みや
特に軌道に乗るまでの期間は、結果が表れていなくても、あきらめずにコツコツを更新していきましょう。

 
そしてドメインパワー至上主義にならずユーザーを中心に考えていく事をお勧めです。
サイトやブログも運営費用や労力、時間を要します。

みや
当然、売上を大事にしながらもユーザーに喜ばれるコンテンツがドメインパワーを上げる近道かもしれません。

以上を踏まえて、ドメインパワーを強くしていきましょう。

ドメインパワーを上げるサイトは設計・手順が絶対に必要です。

自信のない方はまずはこちらのページも参照してください。


 

  • この記事を書いた人

宮武大輔

ウォーカーネット運営責任者。株式会社フルスペック代表取締役。2012年WEB集客・広告業で起業。複数メディアサイト運営&ウェブマーケティング&ネット集客の受注・コンサルティングを行う。愛犬家。さらに詳しいプロフィール→宮武の詳細プロフィール

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