フォトショップを使って昼間に撮影した写真風景を夜風に変えてしまうレタッチについてご紹介します。
夜の写真がほしい…といっても、そう簡単に撮れるわけではありません。
夜にカメラをもってパシャパシャとっていたら、周囲に不振に思われてしまいます。
また暗闇での撮影は技術的にも時間的にも難しいですから、思うような写真が撮れない事もあります。
第一ものすごい田舎だったら帰ってこれなくなる!?…なんて心配も。
そんなときはフォトショップで昼の写真を夜の写真に加工してしまいましょう!
風景写真ならほぼ大丈夫!
室内写真などはちょっと厳しいかもしれませんが、野外の風景写真であればほぼできます。
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レイヤーを作り色相・彩度を選択
まず昼間の写真を用意して、フォトショップで開きます。
「レイヤーパレット」から塗りつぶし、もしくは調整レイヤーを新規作成。
作ったレイヤーに対して「色相・彩度」を選択します。
明るさ・コントラストで暗くする
次に再び新規の調整レイヤーを作成します。
今度は「明るさ・コントラスト」として、画面が暗くなるように設定します。
写真を見ながら調整していきます。
調整レイヤーは後からも調整できますので、そう難しく考えなくても大丈夫です。
空の部分を黒で残します
新規レイヤーを作成して黒で塗りつぶし、レイヤーパレットからベクトルマスクを追加。
空の部分を黒で残します。
レイヤーパレットの下にある「ベクトルマスク」を追加をクリックし、ブラシで空以外を塗ります。
夜の海ということで、星が出ていたほうが様になるので、星を作成します。
新規レイヤーを作り真っ黒にし、それに「フィルター」メニューの「ノイズ」、「ノイズを加える」を適用させます。
次に「フィルタ」メニューの「ぼかし」、「ぼかし(ガウス)」を選択。
「レベル補正」で山の右端に3つのスライダーを持ってきてしまいます。
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----ぼかし・色調補正で完成
さらにもう一度「フィルタ」メニューの「ぼかし」、「ぼかし(ガウス)」を選択。
最後に「色調補正」で青っぽくなるようにすれば星の出来上がりです。
ココがポイント
ただ画面を真っ暗にしたので夜の雰囲気はでません。
ベクトルマスクと活用し、色調補正を適正に加え、さらには星を加えることで自然な夜を演出することができるのです。
ではフォトショップを使って昼の写真を夜風にレタッチする方法でした。
グラデーションを使い、明るさを調整していくのがコツですね。
頑張ってみてください。
また夜景写真についてはこちらもページも参考になると思います。