写真の撮り方、見せ方として「おっ!」といった印象を与えるのが、魚眼レンズでの写真。
魚眼レンズとはフィッシュアイレンズとも呼ばれており、中心射影方式とは別の射影方式を採用しているものをいいます。
その仕上がりは、まるで魚の視点から見ているような…
水中で水面を見上げた際、光の屈折率の関係で円形にみえることからこう呼ばれています。
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フォトショップで魚眼レンズで撮影したかのような見せ方が可能
フォトショップ(Photoshop)では、普通に撮影した写真を、まるで魚眼レンズで撮影したかのようにみせることができます。
なかなかインパクトも強い仕上がりになりますので、興味を持たせるには効果的です。
フォトショップの「球面」を使う事で、簡単にできるので気軽にできます。
フォトショップを使った実際の方法について
まず使用する写真をフォトショップで開きます。
背景となっていると思いますので、これをレイヤー化します。
そして、「イメージ」メニューの「カンバスサイズ」で幅と高さを正方形になるように整えます。
ピクセルで見るとわかりやすいかもしれませんね。
また、基準位置を変えてみても、また違ってきます。
できたら色調補正で色味を整えます。
「フィルタ」メニューの「変形」、「球面」を選択し、画像をもりあがったような形にします。
「量」は100%、「モード」は標準としておきますが、いろいろといじってみてもおもしろいかもしれませんね。
「球面」を適用させたら、できた盛り上がりに沿って切り抜きます。
他の間っ平らな部分は消去し、背景に黒く塗りつぶしたレイヤーを配置します。
円形の写真に対して小さ目の円形を選択しコピー&ペースト。
円形の外側が切り取られたような形になるわけですが、それに対してぼかしをかけます。
「フィルタ」メニューの「ぼかし」、「ぼかし(ガウス)」でいい感じになるようになじませます。
最後に画像を統合して一つにしたら完成です。
この魚眼レンズ風は、写真によってはとても面白い仕上がりとなります。
特に躍動感ある写真に施すとさらに生き生きとした雰囲気に!
人の顔などに施しても面白いですよ♪