マーケティング・集客

サイト改善とネット集客で用いるベンチマーキング

投稿日:2019年6月4日 更新日:

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ベンチマーキングとは?
ベンチマーキングとは業界内の優良な運営を行っているベンチマーク(指標)を見つけ「ベストに学ぶ」こと。

ベストプラクティス(業界内で最も優れた事例・方法)を見つけ出して、自社(自分)のデータと比較して、不足している部分を埋めていく手法です。

ベンチマーケティングとも呼ばれます。
 

宮武
元々、経営やマーケティングに用いられる手法ですが、当然ウェブサイトやブログ運営・集客にも使われます。

個人運営のブログから法人サイト・サービス運営、ネット集客にも有効です。
一般的にこのような利点・メリットがあります。

ベンチマーキングを取り入れるメリット

  • 自社サイトと他社サイトの違いを客観的視点で確認することができる
  • コンテンツ改善には何が必要なのか?答えを明確に導きだすことができる
  • 課題である分野のパフォーマンス改善につながる
  • ウェブサイトから効率よく売上を伸ばすことが出来る
  • 自分で考える事が苦手な人でも全体像をつかみ行動しやすい

またデメリットではないですが、同時に知っていくべき事。
ベンチマーキングを多用すると以下の壁にぶつかる可能性もあります。

ベンチマーキング導入の注意点

  • マーキングした会社(個人)を追い越せない事が多い
  • 業界では1位にはなれないことがほとんど
  • ウェブサイト運営に独創性や創造性がなくなる
  • 効率化ばかり求めるため、大事なものを見失うことも
  • 本質まではマネできず、結果的に上手くいかない事も

以上、メリットとデメリットが存在します。
ここではウェブサイト運営・ネット集客におけるベンチマーキングについてまとめてみました。

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ベンチマーキングには種類がある

そもそもベンチマーキングは複数のジャンルで扱われる言葉です。
経営・マーケティング以外の業界でも使われます。

  • 測量=地図作成の際に、高さや位置に関する基準やポイントをマークするという意味。
  • 自動車=自動車開発時に性能面に関して目標になる車種を指します。
  • IT分野=ハードウェアやシステムの動作・性能の基準で用いられます。
  • 投資=資産運用のインデックス(指標)の事。投資運用の成果の指標として用いられる。

補足として覚えておきましょう。

 

ベンチマーキング戦略を取り入れると何が良いのか?

ベンチマーキングメリット
では実際にウェブサイトやネット集客にベンチマーキング戦略を取り入れる場合。
やはり効率化と成功目標がはっきりしています。
主な導入メリットにはこれらの結果が期待できます。

 

自社サイトと他社サイトの違いを客観的に知る事ができる

ベンチマーキングするためには、同業の競合他社をくまなく調べます。
その中でベストプラクティスを導きだしますので、客観的に自社に不足している部分、他社の充足している部分を知る機会が生まれます。

他社と比較できる利点

ベンチマーキング戦略を取り入れベストプラクティスを見つけると、自社サイトしか観察していない状態から、視野が一気に広がりお手本が出来ます。

「改善するのは何が必要なのか」「明確に」答えを導きだすことができます。
課題である分野のパフォーマンス改善につながり、効率よく売上をのばすことが出来るのがメリットです。

 

自分で考える事が苦手な人でも全体像をつかみ行動しやすい

自社サイト運営を改善しようとすると、自分に知識や経験のベースが必要になります。
基本的には過去の経験を元に、知識を取り入れて改善策を探しますよね。

「改善・対策内容が正解なのか?」迷ってしまう

知識や経験値が多くないと何を改善していけば良いか解らない。
ベンチマークがない状態で自社のサービスやサイトを評価・改善しようとしたら、過去の数値を比較するしかなく視野が狭いままの改善になります。

しかしベストプラクティスを導き出し、ベンチマーキング設定すると同じく明確なお手本が出来ます。
あとはベンチマーキングしたサイトに追いつけるように分析した中から対策ができます。

全体像・完成イメージが掴みやすく自分で考える要素が少なく改善できる部分もメリットです。

 

効率性は良く早く結果が出やすい

ベンチマーキング戦略の良い所は、「他社の良い所をまねて取り入れる事」です。
すでに成功しているモデルの取りこみですので、失敗は少なく、さらに効率よく数値は上がっていきます。

自社でテストしながらとか、新しい何かを計画・草案する訳ではなく成功モデルをトレースする意味では結果も早いでしょう。
目標が漠然としていなく、明確に見えるのでやはり達成までの期間は早いです。

 

ベンチマーキング戦略のデメリット部分

ベンチマーキングデメリット
逆にベンチマーキング戦略を取り入れる上でデメリット部分も少なからず存在します。
運営者の性格や考え方も含めて、ビジネスやウェブサイト運営の方針に合わない場合なども存在します。
 

業界で1位になりにくい

元々、ベンチマーキングは「自分より上のレベル」のモデルに取り入れる戦略です。

他社はすでに次のステップへ

すでにベストプラクティスとして存在しているサイトは、こちらが取り入れている最中にも、さらに上のレベルの新しい何かに取り組んでいる事も多いです。

次のステップに進んでいる事も多く、業界で1位、最大手になりうる可能性は少ないと想定しましょう。
追いつくことは出来ても、追い越すまでは至難の業ではあります。

 

ウェブサイト運営に独創性や創造性がなくなる

同時にベンチマーキング戦略は、他社戦略を取り入れながら進めるので、基本的に独創性や創造性は排除する傾向にあります。
ですのでファーストペンギン・オンリーワンなどの考え方は遠のいていきます。

基本は他社トレース戦略

効率よく成長は出来ますが、その分独創性や創造性はなくなるので、サイト運営理念に合わない場合は向かないかもしれません。

効率化ばかり求めるため、大事なものを見失うこともあります。
あまりにも顕著なベンチマーキングを行うと、周囲からは「パクリ」と言われますしね。

 

本質まではマネできず、結果的に上手くいかない事も

単純に「有名なサイトをベンチマーキング戦略として真似すればいいんでしょ。」と簡単に考えていては失敗する事も。

安易に手を出すと失敗する事も

観察力や分析が未熟だと、表面的な部分はマネできるが、本質が見抜けず失敗する事も。

やはりベストプラクティスとして本当に業界をけん引するようなサイトは、これまでの数々のトライ&エラーを繰り返し、見えない細部の構築の元、成り立っている場合もあります。
その見えない細部を発見できるか否かがベンチマーキング戦略の成功のカギになるでしょう。

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ウェブサイトのベンチマーキング方法

ベンチマーキング方法
ではウェブサイトに活用する場合についてまとめてみました。

  1. 自己分析
  2. 自己採点して課題探し
  3. 他社サイトの情報収集
  4. 計画・目標設定
  5. 実行・分析・評価

基本的にはこの順番に行っていく事が多いです。
では一つずつ解説していきます。

 

1、自己分析していく

まずは自分のサービスやウェブサイト・ブログなどの自己分析を行います。
兎にも角にもまずは自己分析をしないと改善点は見つかりません。

自社サイトの状態を、複数の項目に分類して採点しましょう。

主な自己分析項目

  • サイトテーマ
  • ターゲットキーワード
  • TOPページ構成
  • 商品ページの紹介
  • 重要ページへの導線
  • 問い合わせまでの導線
  • 金額設定
  • キャンペーン内容
  • アフターフォロー
  • 情報ページの構成
  • 運営者・会社概要
  • SNS連動
  • SEO対策の内容
  • などなど

これら項目からさらに改善項目を細分化していきます。

宮武
自社で運営・受注しているサイトの場合、現在は100項目以上存在しています。

そしてこの時点で「こんなサイトにしたい」「こんな運営をしていきたい」という理念をもう一度確認しましょう。
理念や理想が描けないとベストプラクティスが見つけにくいです。

 

2、分析から自己採点・課題を見つける

まずは自分の主観で、項目ごとの採点を行います。
現状で、改善が特に必要だと感じる部分を見つけ出します。

普段、自分が苦手だと後回しにしている部分などを見る機会にも良い作業です。

点数化のススメ

点数化する事により、採点も客観的に分析する事になるのでお勧めします。

 

3、同業界の情報収集を行います

業界内のサイトをくまなく情報収集していきます。
その中で自分が良さそうと思うウェブサイトをピックアップします。

他社サイトの採点

客観視できる部分を自社サイトと同じく採点していきます。

サイトはくまなく観察し、場合によってはコンタクトする事も良いでしょう。
観察していくと「このサイトは何に注力して運営しているのか?」が見えてきます。

ポイント

自分の理想上・目標に近かったらベストプラクティスとしてリストアップしましょう。

この時点でしっかりと自己採点を行い改善の優先度を設定していないと「あれも良い」「これも良い」とサイトが目移りしてしまいます。
 

また必ず同業界ではなくても良いです。

「他業種のこの部分は凄い!」と思う部分でもOKです。
意外と他の職種からの良い部分を取り入れる事によって、業界で飛躍する事もありますよね。

 

4、計画・目標設定をする

そしてベストプラクティスを見つけたら、取り入れる部分を洗い出し計画と目標を設定します。

自社で出来る部分と、外部委託する部分の振り分け。
最短で目標達成できるような効率性を求めた計画を推奨します。

重要度の確認や、目標の設定や完成イメージを具現化しないと挫折する事が多いです。

 

5、実行・分析・評価していく

そして実行しながら分析です。

ココがポイント

調査が甘いと、うまくいかない事が多いです。

成功するかどうか?は、自社サイトと他社サイトの分析量だと思います。
思ったように結果が出てない場合には以下が考えられます。

上手くいっていない要因

  • しっかりと本質まで調査しきれていない
  • ベストプラクティス先の選定違い(自社よりレベルが低かった)
  • 求める結果と方向性が違った
  • 内容をトレースしきれていない
宮武
私自身もベンチマーキング調査が浅い時は失敗した経験があります。

自己分析した後も、定期的に採点していく事で改善が数値化できますので判断しやすくなります。
あとはトライ&エラーの繰り返しです。
該当する場合は、もう一度分析してみましょう。
 

また補足としてTTP(徹底的にぱくる)という俗語もあります。

個人的にはTTPではなく、ベンチマークしながら自社サイトを改善していく事は少し違います。
インターネット業界、特にサイトコンテンツやネットマーケティングはパクりやすく、TTPなのか?ベンチマーキングなのか?は問われる所。
「成功するにはTTPをしよう」と声高に訴える経営者もいますが、単にマネだけでは「ただのパクり野郎」に成り下がります。

 

まとめ

まとめ
ここではホームページ運営・ネット集客に関するベンチマーキング戦略をご紹介しました。
もちろんビジネスではなく、部分的なシステムや集客経路、集客対策でも構いません。

複数の良い部分を取り入れていく

CTA改善はA社、お問い合わせフォーム改善にはBサイトなど分散も計画出来れば積極的に行いましょう。

 
ベンチマーキングを取り入れるメリットとして自社サイトと他社サイトの違いが客観視できる。

そしてコンテンツ改善には何が必要なのか理解でき、効率よく最短で目標達成できる部分。
基本的にトレースしていくので、無駄に考えずに自分で何かを生み出すのが苦手な人でもできる部分ですね。

デメリット部分も考えつつ、でも基本的には取り入れたい手法です。

ベンチマーキングを取り入れる会社・サービスは常に改善され成長していくイメージがあります。
是非ともホームページ改善やネット集客にベンチマーキングに取り組みましょう。

また売上アップにはこちらのページも参考になります。


 

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  • この記事を書いた人

宮武大輔

ウォーカーネット運営責任者。株式会社フルスペック代表取締役。2012年にSEO・WEB集客・サイトアフィリエイトで起業。現在も複数メディアサイト運営&SEO・MEO対策、ネット集客、マーケティング受注やコンサルティングしている。 詳しくはこちらをクリック→宮武のネット集客・マーケティング配信

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