イラストを描くときに、気になるのが主線を描くかどうか。
またその色や太さも悩むところですね。
主線の見た目でイメージは変わる?
どうするかはイメージなどで決めてしまう事が多いですが、その主線の在り方次第で見た目はもちろん、見る人に与える印象も変わってくるのですから、ここはじっくりと考えていただきたいものです。
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別に黒でなくても良い
主線…というと黒と決めてしまいがちですが、意外とそうでもありません。
他の色でも十分に使用することができます。
というか、イラスト制作に慣れていない人ほど、主線を黒にしてしまいがちな傾向にありますので、たまには別の色も試してみてもいいかもしれませんよ。
思わぬイメージ変化に「これだ!」なんて事になるかもしれません。
他の色のイメージについて
基本的に主線は黒ではいけないことはありませんが、イラストの雰囲気に合わせて決定する必要があります。
黒以外のカラーを使ったときのイメージ変化は、下記のようになります。
- グリーン系…明るいグリーンはサイバーチックな雰囲気に
- ブラウン系…温かみのある雰囲気にはなるものの、ちょっと野暮ったい印象を与えることも
- ブルー系…さわやかな感じに仕上げたいなら明るめのブルーを、ちょっとクールに決めたい時は暗めのブルーに
他にもいろいろと試してみると、イメージにあったカラーが見つかります。
パーツごとに色を変える方法
また、主線の色は1色だけでなく、パーツごとに変えてみてもいいですね。
パーツに塗られている色よりもちょっと暗いカラーを選択するとばっちりです。
ちなみに、主線がないイラストでの線の扱い方。
これにもポイントがあります。
大抵は均一な線でそのままアウトライン化してしまいがちですが、これだとのっぺりした感じのイラストとなってしまいます。
主線を無しで描くイラストはこの強弱が大事となります。
アウトライン化をした後、曲線の膨らんでいる部分を太くして、曲線の頂点を支える部分を細くする…
これはイラスト制作においては基礎ともなる事ですから知っておきたいポイントです。
主線があるかないかでも変わってくるイラスト制作。
ある時とない時のポイントに気を付けるだけでも、グンとグレードアップしたイラストとなります。